2012-02-04 Sat

19世紀後半のプロイセンの宰相ビスマルク(1815-98)が吹き込んだとされる、ろう管が発見された。
蓄音機の宣伝のためにパリ万博やドイツを訪れたエジソンの助手が1889年10月7日ハンブルク近郊のビスマルクの自宅で吹き込んだものという。
録音の内容は、英語の民謡、ラテン語の詩、フランス国歌の一節など。
蓄音機が発明された当初は音楽再生機としてよりも録音機として使われることも多く、19世紀の有名人の肉声が少なからず残されている。そこにあたらにビスマルクが加わったわけだ。